
秋田県潟上市昭和豊川の活性化イベント「豊川ボンドフェス」が28日、同地区の市多目的交流施設で初めて開かれる。木工用接着剤を使って絵を描く「ボンドアート」画家の冨永ボンドさん(佐賀県)を招き、ボンドアートのワークショップを行うほか、参加者全員で一つのアートを合作する。県内各地の工芸や生活雑貨の作家らが出店する「輪茶(わっちゃ)フェス」なども同時開催され、施設内外に約70の出店ブースが並ぶ予定。
豊川地区の住民ら30~40代の5人でつくる実行委員会の主催。小玉舞子代表(40)によると、ボンドアートは、絵の具で描いた絵に、黒く着色した接着剤で縁取りを施し、ステンドグラスに似た立体感のある絵を生み出す冨永さん独自の画法。冨永さんはこれまで米国やフランスなどの芸術展に出展してきた。
冨永さんが講師を務めるワークショップでは、参加者がA4判の板に自由にボンドアートをデザインする。1回500円。合作アートは参加無料で、縦42センチ、横84センチのパネルに1人1本の線を絵の具と接着剤で引き、参加者全員で一つの作品を完成させる。
豊川地区には油田があり、天然アスファルトの産地だったことでも知られる。天然アスファルトは縄文時代に接着剤として土器や矢尻に使われたとされ、小玉代表がボンドフェスを着想するヒントになった。
英単語のボンドには「つなぐ」「絆」などの意味があり、小玉代表は「たくさんのお店も並ぶので気軽に来てもらいたい。豊川を訪れた人同士の絆を育み、地元の活性化につなげたい」と話す。
午前10時~午後5時。予約不要で、ワークショップは先着150人の予定。問い合わせは小玉代表TEL080・1824・4744
豊川地区の住民ら30~40代の5人でつくる実行委員会の主催。小玉舞子代表(40)によると、ボンドアートは、絵の具で描いた絵に、黒く着色した接着剤で縁取りを施し、ステンドグラスに似た立体感のある絵を生み出す冨永さん独自の画法。冨永さんはこれまで米国やフランスなどの芸術展に出展してきた。
冨永さんが講師を務めるワークショップでは、参加者がA4判の板に自由にボンドアートをデザインする。1回500円。合作アートは参加無料で、縦42センチ、横84センチのパネルに1人1本の線を絵の具と接着剤で引き、参加者全員で一つの作品を完成させる。
豊川地区には油田があり、天然アスファルトの産地だったことでも知られる。天然アスファルトは縄文時代に接着剤として土器や矢尻に使われたとされ、小玉代表がボンドフェスを着想するヒントになった。
英単語のボンドには「つなぐ」「絆」などの意味があり、小玉代表は「たくさんのお店も並ぶので気軽に来てもらいたい。豊川を訪れた人同士の絆を育み、地元の活性化につなげたい」と話す。
午前10時~午後5時。予約不要で、ワークショップは先着150人の予定。問い合わせは小玉代表TEL080・1824・4744