TDK歴史みらい館、展示リニューアル AIが「未来のシーン」を生成

新設された、AIが「未来のシーン」を生成するという体験展示
 電子部品大手・TDKの技術を紹介する「TDK歴史みらい館」(秋田県にかほ市平沢)が3日、リニューアルオープンした。TDKが昨年12月に創業90周年を迎えたことを記念した事業の一環。TDKの技術を実際の電子部品とともに分かりやすく展示したコーナーを設置するなどした。

 同館は、TDKの磁性技術が体験できる「みらいゾーン」と、同社創業時からの歩みが分かる「歴史ゾーン」に分かれており、今回のリニューアルではみらいゾーンの展示を一新した。

 「AI(人工知能)」「スポーツ」など八つのテーマごとに、TDKの製品やその製品に活用される技術を解説。スマートフォンや自動車に使用されている積層セラミックコンデンサーといったTDK製品を展示し、その役割についてパネルで紹介している。

 また、TDKの技術や製品の広がりを表すシンボル「フェライトツリー」が表示された縦5・4メートル、横8・2メートルの大型スクリーンも新設。

 スクリーン手前のモニターで、来館者が複数の「テクノロジー」や「将来実現したいこと」からそれぞれ一つを選ぶと、AIがその選択を基に、新技術などで願いがかなった「未来のシーン」(イラストとテキスト)を生成。スクリーンに向けてスワイプすると、フェライトツリーに取り込まれる。

 3日に同館で開かれたリニューアルオープンの式典には関係者ら約50人が出席。TDKの齋藤昇社長が「創業100周年に向けて、にかほ市の皆さんと共にまい進していきたい」とあいさつ。地元の平沢小の児童ら7人がテープカットを行った。

 同館は、TDK創業70周年を記念して2005年に開館した「TDK歴史館」が前身。今回のリニューアルは16年に名称がTDK歴史みらい館となり、展示内容が変更されて以来10年ぶり。

 入場無料。開館時間は午前10時~午後6時(最終入館5時半)。日曜、月曜休館。

 リニューアルを記念して、4日に俳優真坂雅さん(由利本荘市出身)らによるTDK創業者の斎藤憲三を題材とした朗読劇、5日にサイエンスマジックショーなどイベントも開かれる。

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