沖縄県内の作家が制作した食器やバッグ、アクセサリーなどが並ぶ「沖縄の手仕事」が25日まで、秋田県五城目町の朝市通りに面した今彦呉服店で開かれている。同店が実家で沖縄県うるま市の浜比嘉島に住む菊地綾子さん(42)と、夫の竜生さん(41)による展示販売会。2人は「秋田と沖縄がつながる機会にしたい」と話している。
2人は竜生さんの出身地の仙台市で暮らしていたが、2017年2月にうるま市のお試し移住に参加したのをきっかけに、同年10月に浜比嘉島へ移住した。
現在は島内で古民家をリノベーションした日用品を扱うギャラリー「hagibune」を運営している。また、綾子さんは実家の呉服店にちなんだ「imahico」の名前で金細工作家としての活動も行っている。
五城目町の展示では、沖縄の作家14組の作品計約400点を集めた。中心は沖縄の焼き物「やちむん」と琉球ガラス。やちむんは伝統的な「デイゴ唐草」模様の皿のほか、モダンなデザインが特徴の人気作家の作品もある。
琉球ガラスは泡盛の瓶を再利用して制作されたグラスや花瓶など。いずれも東北では出合う機会が少ない逸品がそろっている。
また、綾子さんが島の自然をモチーフにして作った銀や真ちゅう製のアクセサリーもある。木工品や草編みのバッグ、焼き菓子、もずくなども販売する。
3年ほど前から帰省に合わせて五城目町や仙台市で、沖縄のハンドメード品を集めた展示をしてきた2人。綾子さんは「沖縄の素材を生かした作品から、東北とは違う雰囲気や質感を感じてもらいたい。地元での展示は五城目の人々との再会や新たな出会いの場にもなっている」と話した。
23、24日は午前10時~午後4時。25日は午前9時~午後3時。
2人は竜生さんの出身地の仙台市で暮らしていたが、2017年2月にうるま市のお試し移住に参加したのをきっかけに、同年10月に浜比嘉島へ移住した。
現在は島内で古民家をリノベーションした日用品を扱うギャラリー「hagibune」を運営している。また、綾子さんは実家の呉服店にちなんだ「imahico」の名前で金細工作家としての活動も行っている。
五城目町の展示では、沖縄の作家14組の作品計約400点を集めた。中心は沖縄の焼き物「やちむん」と琉球ガラス。やちむんは伝統的な「デイゴ唐草」模様の皿のほか、モダンなデザインが特徴の人気作家の作品もある。
琉球ガラスは泡盛の瓶を再利用して制作されたグラスや花瓶など。いずれも東北では出合う機会が少ない逸品がそろっている。
また、綾子さんが島の自然をモチーフにして作った銀や真ちゅう製のアクセサリーもある。木工品や草編みのバッグ、焼き菓子、もずくなども販売する。
3年ほど前から帰省に合わせて五城目町や仙台市で、沖縄のハンドメード品を集めた展示をしてきた2人。綾子さんは「沖縄の素材を生かした作品から、東北とは違う雰囲気や質感を感じてもらいたい。地元での展示は五城目の人々との再会や新たな出会いの場にもなっている」と話した。
23、24日は午前10時~午後4時。25日は午前9時~午後3時。