青森県弘前市松ケ枝のクラフトビール工房「Be Easy Brewing(ビー・イージー・ブリューイング)」が醸造したビール2種が、6月にドイツで開かれた国際ビールコンテスト「ファイネスト・ビア・セレクション」で最高級品の一つに選ばれた。同工房を営むギャレス・バーンズさん(39)は「本場ドイツで評価を受け、驚いた。弘前市松ケ枝から、世界に通じるビールを造ることができた」と喜ぶ。
同コンテストは、約50人の国際審査員が銘柄などを伏せた「目隠し審査」で味や香り、泡立ちなどを評価し、100点満点中90点以上のビールが最高級の称号を得る。2年目の今回は、世界16カ国の約200の醸造所が825種類のビールを出品した。
ギャレスさんの工房では「青森エール」が93点、「あおもりラガー」が90点を獲得した。青森エールは日本国内のビールで最高得点だった。コンテスト参加は、専門家による詳しい分析をビール造りに生かす目的だったといい「まさか2種類とも(最高級評価)とは。やっちゃったよ」と笑顔を見せる。
米国出身のギャレスさんは12年ほど前から独学でビール醸造の研究を始め、8年前に工房を設立した。当時は苦労続きだったというが、理想の味の追求を続け、全国から注文が相次ぐまでになった。
青森の名を冠したビールが世界的評価を得たことを「青森を知らない世界の人たちに名前を伝えられた。県全体で勝ち取った気がする」と語った。
同コンテストは、約50人の国際審査員が銘柄などを伏せた「目隠し審査」で味や香り、泡立ちなどを評価し、100点満点中90点以上のビールが最高級の称号を得る。2年目の今回は、世界16カ国の約200の醸造所が825種類のビールを出品した。
ギャレスさんの工房では「青森エール」が93点、「あおもりラガー」が90点を獲得した。青森エールは日本国内のビールで最高得点だった。コンテスト参加は、専門家による詳しい分析をビール造りに生かす目的だったといい「まさか2種類とも(最高級評価)とは。やっちゃったよ」と笑顔を見せる。
米国出身のギャレスさんは12年ほど前から独学でビール醸造の研究を始め、8年前に工房を設立した。当時は苦労続きだったというが、理想の味の追求を続け、全国から注文が相次ぐまでになった。
青森の名を冠したビールが世界的評価を得たことを「青森を知らない世界の人たちに名前を伝えられた。県全体で勝ち取った気がする」と語った。