矢巾町の花「ヤマユリ」の保護広く伝えたい 21日、初のフェスタ

阿部武夫さん(右)が栽培する矢巾町産のコーヒーの実。21日には山ゆりフェスタが初めて開催される
 岩手県の矢巾町民らで構成する「やまゆりを増やす会」(村松信一代表)は21日、同町白沢の森山パストラルパークで「山ゆりフェスタ」を初めて開催する。保護活動の発信や理解促進を目的に、植栽体験や珍しい町産豆を使ったコーヒーの限定販売などを企画。町の花であるユリの保護、拡大への思いを広く伝える。

 当日は午前10時から村松代表(75)による活動の内容や苦労に関する講話に続き、ヤマユリの苗の移植が体験できる。コーヒーは町内のくまの森珈琲(コーヒー)(北村万那代表)が、趣旨に賛同する同町間野々の農業阿部武夫さん(76)から特別に豆の提供を受けて限定50杯(1杯500円)を販売する。

 午前10時~午後2時。軽食や雑貨など8店舗の出店のほか、ミニコンサートを予定し、駐車場は同パーク北側と矢巾中西側の職員駐車場が利用できる。雨天中止。問い合わせはムラマツペイントの村松代表(019・697・9892)へ。
森山パストラルパーク

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