「とうぎん×キキ&ララ」列車、三陸鉄道リアス線で運行スタート

「キキ&ララ」がデザインされた三陸鉄道のラッピング列車
 三陸鉄道リアス線で8日、東北銀行(佐藤健志頭取)のイメージキャラクター「キキ&ララ」をあしらったラッピング列車の運行が始まった。12月29日まで、土日曜日に大船渡・盛-久慈駅間を運行する。

 「とうぎん×キキ&ララ」列車は、沿線の観光名所を巡るサンリオのリトルツインスターズ(通称キキ&ララ)が描かれ、ウニを採る海女さんやラグビーをする場面など愛らしい姿が並び、楽しい旅を演出する。

 7日に宮古駅でセレモニーが行われ、佐藤頭取は「三陸鉄道は、震災や2019年台風19号の被害から復旧を成し遂げ、幾多の困難を乗り越えた復興のシンボルだ。地域の魅力発信やにぎわい創出の一助になってほしい」とあいさつ。三鉄の石川義晃社長は「沿岸地域へ人の流れをつくる起爆剤になる」と期待した。

 土曜日は久慈駅午後0時7分発、日曜日は盛駅午前8時3分発の運行。

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