三鉄40周年コラボ企画が続々 「こはく御守」や限定ビール

 今月開業40周年を迎えた三陸鉄道(宮古市、石川義晃社長)は、県内事業者とのコラボ企画を次々に打ち出している。15日は列車が描かれた缶ビールが発売され、20日にはお守りのプレゼント企画が始まる。さまざまな角度から誘客を図り、地域の盛り上げにつなげたい考えだ。

 三陸鉄道と盛岡市のベアレン醸造所(嶌田洋一社長)のコラボ缶ビール「三鉄プレミアムラガー」が15日発売された。

 三鉄の開業40周年を記念したオリジナルビールで、フランス産ホップを使用し華やかな香りが特徴。青を基調にしたラベルデザインの中心には40周年のロゴマークや列車の絵をあしらい、41の駅名も載せた。

 1缶440円で、1万5千缶限定。宮古駅近くの三鉄直営店「さんてつや」や県内のスーパーなどで購入できる。

「こはく御守」を配布する40周年企画をPRする関係者
 三陸鉄道と久慈市小久慈町の久慈琥珀(こはく)博物館(新田久男館長)は20日から、それぞれの40周年記念として、列車利用の来館者に「こはく御守」を配布する。8月31日まで。

 入館時に三鉄車両と本人を写した画像もしくは、前日か当日の乗車を証明するものを提示すればもらえる。お守りは久慈産琥珀のかけらを詰めた数センチのガラス製小瓶で、旅の土産に人気を集めそうだ。

 問い合わせは久慈琥珀博物館(0194・59・3831)へ。

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