特産を使ったラーメン風のソーセージ 花巻農高生が商品開発

開発した3種類のソーセージを手にする花巻農高の生徒
 岩手県花巻市の花巻農高食農科学科ソーセージ研究班(班員14人)は地元企業などと連携し、地域の特産を使った3種を新たに開発した。花巻市本館の精肉販売卸業きむらで販売され、商品を生かした産業活性化も期待される。

 研究班は、規格外の二子さといも(北上市)や白金豚(花巻市)を使ったソーセージ開発に取り組んできた。新商品は1袋4本入りで、キクラゲや紅しょうが入りの「博多とんこつラーメン風」(648円)、マルカンビル大食堂のメニューの味を再現した「マルカンラーメン風」(615円)、従来のソーセージにアスパラガスを加えた「北上」(486円)。

 ラベルをデザインした福士華花さん(3年)は「試行錯誤して作った。家族で味わってほしい」と望み、リーダーの菊池柚南(ゆな)さん(同)は「やっと完成できた」と笑顔を見せる。

 商品は今月中旬以降、花巻市上町のマルカンビル1階などでも販売する予定。

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