歴史と美術を組み合わせました 盛岡でアートガーデン

歴史と美術が融合する作品が並ぶ会場
 盛岡市愛宕町の市中央公民館は、企画展「アートガーデン2023冬~歴史との対話~」を開いている。同館所蔵の民具と組み合わせたインスタレーション(空間展示)や絵画、写真など19点を展示。歴史と美術の融合が、新鮮な空間を作り上げている。

 同市の尾形香織さんの「ユカモミジ」は、同館の庭園に落ちたモミジを撮影した写真18枚を組み合わせた作品。落ちた場所により異なる表情を見せ「木になっていると集合体のモミジの葉は、落ちた瞬間に一枚一枚違う個性を持つ」と魅力を語る。

 同館が所蔵する糸車を使ったミクストメディアや、備品のOHPを使った作品、婚礼用漆器と油彩画の組み合わせなど、表現が幅広く、面白い。

 3月3日まで。午前9時から午後5時(最終日は同3時)まで。問い合わせは同館(019・654・5366)へ。

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