すずめの戸締まり展、盛岡で3月15日から 原画や絵コンテ紹介

「すずめの戸締まり」展のイメージビジュアル(c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
 アニメ映画の新海誠監督作品すずめの戸締まり展が3月15日、盛岡市菜園のカワトクで始まる。主人公らの足取りをたどる内容で原画や絵コンテ、印象的なシーンを再現したオブジェなどを展示する。国内を巡回した展覧会は、物語で旅の終着地ともなった岩手県が最終会場。貴重な資料とともに新海監督の世界観を堪能できる。

 映画は2022年11月に公開され、東日本大震災の記憶がテーマ。主人公の女子高生鈴芽が日本各地の廃虚を巡って災いの元となる「扉」を閉めていく。鈴芽が暮らす九州から旅をするストーリーに沿って、繊細な原画や立体的なオブジェなどが展示され、製作背景が楽しめる。

 フォトスポットも設けられ、登場人物のパネルと記念撮影ができる。ミニタオルやクッション、ご当地キーホルダーなどのグッズも販売される。

 同展は岩手日報社、岩手朝日テレビ主催、コミックス・ウェーブ・フィルム、東宝協力、岩手銀行特別協賛。4月7日までで無休。午前10時~午後7時(入場30分前まで、最終日は同5時閉場)。

 入場料は前売り中学生以上千円(当日1200円)、4歳から小学生500円(同800円)、3歳以下無料。プレイガイドはカワトク、アネックスカワトク、東山堂、岩手日報社事業部、ローソンチケット(Lコード=22260)。問い合わせは同部(019・653・4121)または岩手朝日テレビ(019・629・2525)へ。

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