弘前市出身の現代美術家奈良美智さん(64)の40年以上にわたる創作の軌跡をたどる県立美術館(青森市)の企画展「奈良美智: The Beginning Place(ザ ビギニング プレイス) ここから」(東奥日報社などでつくる実行委員会主催)の入場者が23日、5万人を突破し、同美術館で記念セレモニーが行われた。
5万人目の入場者となったのは、千葉県から観光で青森県を訪れた永留正輝(ながとめ・まさあき)さん(47)。同展を代表するアクリル絵画「Midnight Tears」(2023年)の前で杉本康雄館長から記念品の図録とリンゴ箱の廃材を活用したポストカードを贈られると、「本当に良かった。奈良さんの作品はほとんど存じ上げないが、今日でいろいろと知ることができたら」と笑顔を見せていた。
同展は2月25日まで(同13日は休館)。同17日午後2時から、奈良さんの半生に光を当てた研究本「奈良美智 終わらないものがたり」(青幻舎)の著者で、美術史家のイェワン・クーン氏による講演会を予定している。
5万人目の入場者となったのは、千葉県から観光で青森県を訪れた永留正輝(ながとめ・まさあき)さん(47)。同展を代表するアクリル絵画「Midnight Tears」(2023年)の前で杉本康雄館長から記念品の図録とリンゴ箱の廃材を活用したポストカードを贈られると、「本当に良かった。奈良さんの作品はほとんど存じ上げないが、今日でいろいろと知ることができたら」と笑顔を見せていた。
同展は2月25日まで(同13日は休館)。同17日午後2時から、奈良さんの半生に光を当てた研究本「奈良美智 終わらないものがたり」(青幻舎)の著者で、美術史家のイェワン・クーン氏による講演会を予定している。