「冷やしくずまき鍋」新たに3店 保冷に優れた南部鉄器を使用

(左から時計回りに)リベロ、茶香、みもれで提供されている「冷やしくずまき鍋」
 葛巻町の飲食店3店は町特産品を使った「冷やしくずまき鍋」を開発し、提供を始めた。2021年度の冬用鍋に続く第2弾の企画で、保冷に優れた南部鉄器を使用。今夏の冷やし鍋の提供は第三セクター3社を含めて計6施設となり、新たな夏の葛巻グルメを目指し、地域一体で発信する。

 3店はいずれも町中心部で営業する「茶香(ちゃこう)」(遠藤中(あたる)代表)、「みもれ」(沢田純一代表)、「リベロ」(角地政美店長)。1100円で提供している。

 茶香は、町産牛乳がベースのまろやかな味わいの一品。平打ち麺と野菜が入り、焦がしたしょうゆが味を引き立たせる。みもれは、カレー風味のスープにミニトマトやアスパラなどの地元産野菜、中華麺が絡み合い、食べ応え抜群。リベロは自家製の豆乳と南蛮みそのピリ辛スープが盛岡冷麺とよく合い、さっぱりとした味わいに仕上げた。

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