うごぎゅうぎゅうバーガー、23日と29日限定販売 羽後中生が考案

 秋田県羽後町の羽後中学校の3年生が考案した、地元食材たっぷりのハンバーガー「うごぎゅうぎゅうバーガー」が23、29の両日、湯沢市の湯沢ロイヤルホテルで販売される。特産の羽後牛や新鮮な野菜をバンズに挟んだ自信作で、生徒たちは「羽後町の食材のおいしさを広く伝えたい」と意気込んでいる。

 羽後中では2021年度から「Project U」と銘打ち、3年生(99人)が「総合的な学習」の一環で地域貢献や社会参画について学んでいる。本年度は6部門に分かれて活動しており、その一つの食事部門がハンバーガーの販売に挑戦する。

 5月にメニューを考案し、ホテル側と打ち合わせを重ねて食材の選定や価格設定などを話し合ってきた。トマトなどの野菜類は農家と直接やりとりし、仕入れた。調理はホテルが担当する。

 レストランでは「うごぎゅうぎゅうバーガーセット」として販売。メインのパティに羽後牛、町産のチーズも使用しており、ポテトとスープ、トマトのコンポートがセットで付く。価格は1300円で各日予約分20食、当日10食を用意する。



 食事部門長の柿崎暖人さんは「複数の食材の味を生かして提供できると思い、今年はメニューをハンバーガーに決めた。食を通して羽後町の食材の素晴らしさを知ってもらいたい」と話す。

 「Project U」では、8月以降も各部門の生徒たちが地域と関わりながら企画を進める。スイーツ部門は町内のジャム工房や菓子店と協力してロールケーキを販売するほか、「デザイン部門」は町特産のソバの花や実を使ったアクセサリーの販売を予定している。

 ハンバーガーの予約や問い合わせは羽後中TEL0183・62・1144

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