玩具店に昭和レトロな「のれん」 遠野のサンホビー

サンホビーの昭和レトロなのれんを背に、笑顔を見せる樋口陽子代表取締役(左)や阿部拓也さん(右)ら関係者
 遠野市中央通りの玩具店サンホビー(樋口陽子代表取締役)の昭和レトロなのれんが道行く人の目を引いている。2021年夏の豪雨で被災し、廃業も考えた同店にとって復活を目指す希望の光になった存在で、県内のデザインコンペではグランプリを獲得した。関係者は「商店街のにぎわい創出につながればいい」と願う。

 店頭に掛けられている2枚ののれん。縦1・1メートル、横は1枚が2・9メートル、もう1枚は1・3メートル。オフホワイトの生地に朱色のかわいらしい字体で「おもちゃ」「だがし」などと記されている。同市早瀬町のグラフィックデザイナー阿部拓也さん(40)が手がけた。

 営業は午前10時~午後6時。火曜定休。問い合わせは0198・62・0399へ。

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