「和洋融合」和スイーツ専門店で再出発 奥州の柳屋

新商品の創作おはぎとキューブサンドを作った菊地修社長(右)と比呂さん親子
 奥州市水沢の菓子店柳屋(菊地修社長)が、和スイーツ専門店として新たなスタートを切る。洋菓子職人の菊地社長(65)と、和菓子職人で専務の長男比呂さん(39)親子の強みを生かした「和洋融合」の二つの新商品を30日に発売。創業当時から親しまれる味を守りながら、「柳屋にしか作れない菓子」を生み出し、提供していく。

 創作おはぎ(180円から)と果物を挟んだキューブサンド(500円から)を各6種発売する。おはぎは県産のもち米ヒメノモチと10種の雑穀を使用。こしあんをベースにミルクあんを絞り、アクセントにのだ塩を用いた「塩ミルク」や山田町のしょうゆが隠し味の「黒ごま」などで見た目もかわいらしい。

 キューブサンドは、ふわふわのスフレ生地でブルーベリー(奥州市産)やメロン、桃などを挟んだ。それぞれに合うようにクリームを工夫。白あんやぎゅうひも取り入れ、「和」も感じる仕上がりにした。

 午前9時半~午後6時半(祝日は同6時)。7月から日、月曜定休。新商品は午前11時から販売する。インスタグラムで情報発信している。

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