民話研究家・佐々木喜善の歩み紹介 岩手県立図書館で20日から

佐々木喜善の企画展の準備を進める小林亜衣さん。関連図書100点などを展示する
 盛岡市盛岡駅西通の岩手県立図書館(森本晋也館長)は20日から、遠野市出身の民話研究家佐々木喜善(1886~1933年)の企画展を初めて開催する。喜善は「遠野物語」を著した民俗学者柳田国男(1875~1962年)に民話を口伝し、自著でも古里の昔話を残した。没後90年を機に、携わった作品と歩みに光を当てる。

 喜善の生涯や著書を紹介する資料71点、遠野物語など県内外の民話に関する貸し出し図書100点を展示する。目玉は喜善が著した「聴耳草紙(ききみみぞうし)」「老媼夜譚(ろうおうやたん)」の初版。貸し出し図書をその場でじっくり読むことができるコーナーを設けた。

 担当の小林亜衣さん(35)は「遠野物語が執筆される上で喜善が果たした役割や、柳田との出会いが喜善に与えた影響を伝えられる企画にしたい」と狙いを説明。新型コロナウイルス禍による規制が解かれたタイミングでの開催で「多くの人が立ち寄り、企画を楽しんでほしい」と来館を呼びかける。

 7月23日まで。午前9時~午後8時。5月27、31日、6月30日休館。問い合わせは同館(019・606・1730)へ。

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