農業と観光を楽しむ旅を 仙北市とJR企画、23人が苗植え

専用農園でトウモロコシの苗を植えるツアーの参加者たち
 秋田県仙北市とJR秋田支社が共同企画する農業体験ツアー「五感楽農(ごかんらくのう)」が25日、同市で始まった。滞在型観光の促進に取り組む両者は、今回の事業2年目のスタートに合わせ、同市角館町西田の私有地の一角に専用農園を開設。秋田新幹線こまちで訪れた首都圏の男女23人が、野菜の苗植えを体験した。一行は26日まで同市に滞在する。

 ツアーは首都圏からこまちで同市を訪れ、農家民宿などに1泊2日で滞在しながら農作業を体験し、観光地にも足を運んでもらう内容。農業を入り口に移住につなげる狙いもある。1年目の昨年度は延べ約100人が参加した。

 市と同支社は今月、滞在型観光の促進に向けてDMO(観光地域づくり推進法人)候補法人の田沢湖・角館観光協会と3者で「観光まちづくり」に関する連携協定を締結。ツアーもその一環と位置付け、約3アールの専用農園を設けた。普段は周辺で野菜を栽培する大曲支援学校せんぼく校の生徒たちが管理している。

 この日は、JR角館駅でこまちを降りた参加者が、市立角館総合病院の隣にある農園にバスで移動。門脇光浩市長や菊地正支社長らの歓迎を受けた後、農園を提供した農家佐々木英政さん(64)や農家民宿を営む女性たちの指導を受けながら、トウモロコシやキクイモの苗を植え、エダマメの種を丁寧にまいた。

 ツアーは9月にも実施し、植えた野菜の収穫と「角館のお祭り」などを楽しんでもらう。

 昨年も参加した会社員長渕ちえ子さん(43)=東京都=は「前回がとても楽しく、いい思い出になったので、また参加した。新緑の景色を眺めながら、晴天の下で汗を流すことは気持ちがいい」と話した。

 一行は26日、同市田沢湖田沢にある土屋和久・市移住者の会代表の畑で、地元の伝統野菜「田沢ながいも」の苗植えに挑戦。田沢湖畔を観光して帰路に就く。

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