縄文の美、陰影絶妙 県立近代美術館で小川忠博さん写真展

伊勢堂岱遺跡(北秋田市)の板状土偶の写真(手前)など約220点が並ぶ「縄文 小川忠博写真展」
 秋田県など日本各地の縄文時代の出土品を被写体とした約220点が並ぶ「縄文 小川忠博写真展」が22日、横手市の県立近代美術館で始まった。ユニークな表情の土偶をはじめとした古代の造形を絶妙な陰影で彩り、縄文の美を伝えている。同館と秋田朝日放送でつくる実行委員会の主催。6月30日まで。

 小川忠博さんは1942年東京都生まれの写真家。縄文土器に魅せられ、これまでに約3万枚の出土品写真を撮影し、「縄文美術館」「土偶美術館」などの写真集を出版してきた。被写体は土器、土偶のほかに石器、装飾品、釣り針など多彩だ。

 今回の展示作のうち、本県の出土品の写真は約40点。人の形を模したとみられる一丈木遺跡(美郷町)の土版など10点は実物も展示しており、写真と見比べて鑑賞できる。

 小川さんは土器の外周全体に施された文様を1枚の平面で見せる「展開写真」を得意としており、本展にも矢石館遺跡(大館市)の注口土器をはじめ15点を出品した。

 午前9時半~午後5時(入館は4時半)。一般千円、高校・大学生800円、中学生以下無料。学芸員が小川さんの活動を紹介しながら展示作品を鑑賞する「ギャラリーツアー」は4月29日と6月17日の午後1時半~2時半。

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