男鹿でベニズワイガニ堪能して 7宿泊施設で宿泊プラン

男鹿萬盛閣で提供する男鹿蟹宿泊プランの食事(男鹿市観光協会提供)
 秋田県の男鹿温泉郷にある七つの宿泊施設が、男鹿市で水揚げされたベニズワイガニを堪能できる「男鹿蟹(かに)宿泊プラン」を実施している。5月14日まで(5月1~6日は除く)。地元を代表する海の幸のベニズワイガニをPRし、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ宿泊需要を取り戻したい考えだ。

 市観光協会と男鹿温泉郷協同組合が企画し、ベニズワイガニ漁を行う県内唯一の網元「男鹿水産」が協力した。

 実施するのは、セイコーグランドホテル、男鹿ホテル、男鹿観光ホテル、男鹿萬盛閣、元湯雄山閣、男鹿温泉結いの宿・別邸つばき、温泉旅館ゆもと。提供メニューや料金は宿泊施設によって異なる。

 男鹿萬盛閣ではベニズワイガニまるごと1杯のほか、カニの焼きめしやカニクリームコロッケ、カニ餡(あん)かけ茶碗(ちゃわん)蒸しなどカニ尽くしのメニューを用意。女将(おかみ)の齊藤靖子さんは「おいしい男鹿のベニズワイガニをさまざまな料理でぜひ味わってほしい」と呼びかけている。

 また、セイコーグランドホテル、男鹿観光ホテル、男鹿萬盛閣、元湯雄山閣の4施設は、観光庁の補助金を活用して食事会場や玄関、ロビーなどをリニューアルしており、プランとともに施設の魅力もアピールしていく。

 プランは2人以上から利用可能で7日前までの予約が必要。1泊2食付きで1人1万3350~2万3250円。男鹿萬盛閣のみ日帰りプランもある。各施設への予約、プラン内容の確認は特設サイトから。

 問い合わせは市観光協会TEL0185・24・4700

男鹿市

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