フジ、ハンカチツリー満開 弘前城植物園

見ごろを迎えたフジを楽しむ来園者

 初夏も弘前公園は見どころいっぱい-。弘前公園内の弘前城植物園でフジやハンカチツリーなどが見ごろを迎えている。

 ハンカチツリーは中国原産の木で、花の外側につく白い苞(ほう)がハンカチのように見えることから名付けられた。ほかに、フジやセイヨウシャクナゲ、山菜採りシーズンの訪れを告げるといわれるタニウツギなどがかれんな花をつけている。タニウツギは海沿いの地域では「イワシウツギ」と呼ばれることもあるという。

 21日、姉妹で植物園を訪れた弘前市の70代女性は「植物園の広さにびっくり。また来なければ」と話していた。

 植物園では、約1500種類の樹木や草木を楽しむことができる。26日には園内が無料開放され、弘前市みどりの協会樹木医が園内を案内する観察会やクラフト体験などのイベントが開かれる。ボトルに専用のオイルと園内の植物のドライフラワーを入れて作るハーバリウム体験、高所作業車乗車体験なども行う。同協会の担当者は「植物園にこんな花が咲いていたのか、というような新たな発見と驚きがあるはず」と来園を呼び掛けた。問い合わせは同協会(電話0172-33-8733)へ。

かれんなタニウツギの花

優美なセイヨウシャクナゲの花

白い苞が涼しげなハンカチツリー

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