秋田の工房が出品、多彩な家具や工芸品並ぶ 19日まで展示販売会

200点以上の家具や木工製品、工芸品が並ぶオラエの展示販売会
 秋田県内事業者が手がけた家具や木工製品、工芸品を集めた展示販売会が、19日まで秋田市の文化創造館で開かれている。事業者と秋田公立美術大が連携して家具・木工製品を企画提案するプロジェクト「ORAe(オラエ)アキタファニチャー」の一環。

 県内の木工事業者22社と6工房が200点以上を出品。椅子やテーブル、収納棚といった家具のほか、木製の盆やフォトフレーム、銀線細工のアクセサリー、漆器など多彩な商品が並ぶ。

 秋田美大の学生が発案した木製の歯ブラシ立てやランプなど5作品も展示。事業者から助言を受け、来春までの商品化を目指すという。

 オラエは、高品質な県産製品を発信し家具・木工業界の担い手育成を目指そうと、2021年に活動を本格化させた。今後は工芸品作家らにも参加してもらい、より幅広い分野で展開していく計画だ。代表を務める秋田美大の今中隆介教授(57)=プロダクトデザイン=は「秋田には高い技術力を生かした高品質の製品がたくさんある。その良さをまずは地元の人たちに知ってもらいたい」と話す。

 入場無料。午前10時~午後6時(最終日4時)。14日は休館日。18日には組子細工のコースターやチャームを作れるワークショップを午前10時~午後3時に開く。コースターとチャーム合わせて20セット限定。

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