「命を守る道」照らす竹灯籠 根浜シーサイドで3月26日まで点灯

避難階段にともされた竹灯籠を見つめる親子
 釜石市鵜住居(うのすまい)町の観光施設根浜シーサイドで11日、東日本大震災犠牲者を追悼する竹灯籠の点灯が始まった。同施設のキャンプ場から高台へつながる避難階段に設置し、「命を守る道」を伝える。

 同市の観光地域づくり法人かまいしDMCが主催し、点灯式を実施。高さ約1メートルの灯籠は市民らの手作りで、111段の階段の両端に並べられた。約50本に発光ダイオード(LED)ライトがともされると、歓声と拍手が湧き起こった。

 電力は廃食油を活用するバイオディーゼル燃料を使い、環境に配慮した。

 3月26日まで、土日祝日の午後5時~同7時に点灯する。

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