三陸鉄道でブルズ応援 企画切符を発売、運賃とグッズを半額に

宮古市での岩手ビッグブルズの試合と企画切符をPRする関係者
 三陸鉄道(宮古市、石川義晃社長)と県、沿線市町村は、3月に宮古市で開催されるバスケットボール男子Bリーグ3部の岩手ビッグブルズ(盛岡市、水野哲志(さとし)社長)の試合を応援する企画切符を9日に発売した。同鉄道の宮古駅までの往復運賃を半額にし、記念グッズもつける初の企画。沿岸部で定期的に試合し、勇気を届けてきた選手のため、多くの住民に応援に駆けつけてもらう。

 盛岡市向中野の岩手ビッグブルズ事務所で8日に開かれた記者会見には、水野社長、石川社長、山本正徳宮古市長、平野公三大槌町長が出席。山本市長は「東日本大震災後、選手の勇姿に多くの住民が励まされた。昇格を目指すブルズを沿岸のみんなで後押ししたい」と呼びかけた。

 試合は3月4、5の両日に宮古市民総合体育館で開催。企画切符は同鉄道の有人駅で販売し、利用駅から宮古駅までの往復運賃と選手のサイン入りメガホン(千円)をセットにし、それぞれ半額とする。宮古駅から会場までシャトルバスを運行する。

 問い合わせは三陸鉄道(0193・62・8900)へ。

宮古市

岩手
三陸、見て食べて楽しんで 三陸鉄道、プレミアムランチ列車運行
岩手
自転車でスタンプラリー周ろう 宮古、道の駅など7施設
岩手
焼きウニごはんを冷凍食品で 宮古・重茂漁協が発売
岩手
復興の街へ「すずめの戸締まり」凱旋上映 盛り上げの動き拡大
岩手
震災犠牲者を悼むオペラ 4月中旬、盛岡と宮古でコンサート