
奥州市民劇「新平さんの大風呂敷-後藤新平物語-」(市文化振興財団主催)は11、12の両日、同市水沢佐倉河のZホールで上演される。同財団と同ホールの30周年記念事業の一つ。同市出身の政治家・後藤新平(1857~1929年)の人柄や功績に触れ「骨太の生涯」を描く。
新型コロナウイルス感染症の影響で2度の延期を経て上演。同市の劇団「Zの風」の渡部明代表が脚本・演出を手がけ、出演者とスタッフ約130人で作り上げる。本番を前に、細かい動きやせりふの言い回しを確認しながら稽古に励む。
後藤は、福島県の医学校を出て医者として活躍した後、内務省衛生局入り。台湾総督府民政長官や南満州鉄道総裁、逓信(ていしん)相など国の要職を歴任した。東京市長になると、予算8億円もの事業計画を発表。その発想や計画が大きいことから「大風呂敷」と呼ばれた。ボーイスカウト日本連盟初代総長なども務めた。
新型コロナウイルス感染症の影響で2度の延期を経て上演。同市の劇団「Zの風」の渡部明代表が脚本・演出を手がけ、出演者とスタッフ約130人で作り上げる。本番を前に、細かい動きやせりふの言い回しを確認しながら稽古に励む。
後藤は、福島県の医学校を出て医者として活躍した後、内務省衛生局入り。台湾総督府民政長官や南満州鉄道総裁、逓信(ていしん)相など国の要職を歴任した。東京市長になると、予算8億円もの事業計画を発表。その発想や計画が大きいことから「大風呂敷」と呼ばれた。ボーイスカウト日本連盟初代総長なども務めた。