全国の鉄道ファンから寄せられた“夢”を基に企画した日帰りツアーが15日、青森県深浦町などで行われた。関東を中心とした愛好家約20人が、全国的にも珍しい弘南バス(弘前市)の「レトロバス」で、JR五能線の“秘境駅”を巡り、熱心にシャッターを切った。
県西北地域県民局が大手旅行代理店と昨年夏、ネットで、五能線や津軽鉄道に関する夢を募集。桜の季節の夜行列車運行や車両内でのクイズ大会など115件の応募があり、これらを参考に関係者が実現性などを検討し、今回のツアー実施となった。
レトロバスは日野自動車の1980年製で、現在は全国でもほとんど走行していないという。弘南バスは観光用バスとして所有している。
参加者は観光列車リゾートしらかみで青森駅から深浦駅に移動後、無人の追良瀬駅や風合瀬駅などをレトロバスで訪問。驫木駅では、日本海と小さな木造の駅舎を背に停車したバスをカメラに納めた。参加した横浜市の守屋進さん(66)は「駅や海とともにバスを撮影できてすごくうれしい。ロケーションをよく考えてもらっている」と話した。
参加者は昼食で深浦マグロステーキ丼を堪能後、五所川原市から津軽鉄道にも乗車した。県民局の担当者は「参加者の感想を聞き、ツアーの商品化を目指したい」と語った。
県西北地域県民局が大手旅行代理店と昨年夏、ネットで、五能線や津軽鉄道に関する夢を募集。桜の季節の夜行列車運行や車両内でのクイズ大会など115件の応募があり、これらを参考に関係者が実現性などを検討し、今回のツアー実施となった。
レトロバスは日野自動車の1980年製で、現在は全国でもほとんど走行していないという。弘南バスは観光用バスとして所有している。
参加者は観光列車リゾートしらかみで青森駅から深浦駅に移動後、無人の追良瀬駅や風合瀬駅などをレトロバスで訪問。驫木駅では、日本海と小さな木造の駅舎を背に停車したバスをカメラに納めた。参加した横浜市の守屋進さん(66)は「駅や海とともにバスを撮影できてすごくうれしい。ロケーションをよく考えてもらっている」と話した。
参加者は昼食で深浦マグロステーキ丼を堪能後、五所川原市から津軽鉄道にも乗車した。県民局の担当者は「参加者の感想を聞き、ツアーの商品化を目指したい」と語った。