カピバラの湯っこ、ユキヒョウ親子… 「雪の動物園」スタート

お湯に入って温まるカピバラ
 秋田市浜田のあきぎんオモリンの森(大森山動物園)で7日、冬季の特別営業「雪の動物園」が始まった。寒い冬でも動物たちが元気な姿を見せ、園内は家族連れでにぎわっている。土日祝日の限定営業で、2月26日まで。


 昨年12月から冬季休園していたこともあり、初日のこの日は、久しぶりに動物の姿を見ようと開園と同時に多くの家族連れや友人グループが訪れた。


 中央アジアやヒマラヤ山脈などの山岳地帯に生息するユキヒョウの展示場には、母アサヒと子ヒカリの姿を写真に収めようと、カメラマンが詰め掛けた。雪の上で寝そべったり、走り回ったりする度、多くの人がシャッターを切っていた。

 特に人気を集めたのが、カピバラがお湯につかる様子を見学できるイベント「カピバラの湯っこ」。40度ほどのお湯に入り、湯気が立ちこめる中でササを食べるカピバラを前に、来場者は「あったかそうだね」と話していた。




 トナカイが展示場から出て園内を歩く「おさんぽタイム」もあった。飼育員に連れられ、雌のトナカイ「ルミ」(3歳)が歩き出すと、子どもたちが一緒に並んで散歩。興味津々の様子でルミを取り囲み、写真撮影を楽しむ場面もあった。

 家族で訪れたにかほ市の公務員佐藤有紗さん(20)は「夏の動物園とは違った動物の姿を見ることができるのがいい。親子で遊ぶユキヒョウがかわいかった」。秋田市の太平小1年の佐藤あまねさん(6)は「いろんな動物を見られた。寒そうだったけど、楽しそうでよかった」と話した。



 開園時間は午前10時~午後3時(最終入園2時半)。入場料は大人730円、高校生以下無料。問い合わせは大森山動物園TEL018・828・5508

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