どぶろく80銘柄審査、試飲も! 「研究大会」参加者募集、北秋田

 全国のどぶろく特区関係者約200人が一堂に会する「第16回全国どぶろく研究大会」が1月13日、秋田県北秋田市で開かれる。全国各地のどぶろくの出来栄えを競うコンテストや、日本酒と食のジャーナリスト・山本洋子さんによる講演、試飲会などを行う。市などでつくる実行委員会(会長・仲澤弘昭マタギの里観光開発社長)は、市民ふれあいプラザ・コムコムで行う試飲会・交流会などの参加者を1月6日まで募集している。

 大会はどぶろくの製造状況や活用方法などについて話し合い、文化の継承や地域活性化につなげるのが狙い。どぶろく特区に認定されている北秋田市が、地元産どぶろくのPRを兼ねて9年ぶり2度目の開催を誘致した。30を超す自治体から蔵元や行政関係者らが参加する。

 コンテストは市民ふれあいプラザ・コムコムで非公開で行う。淡麗と濃芳醇(ほうじゅん)の2部門で、全国の約80銘柄の味わいや香りなどを審査。部門別に最優秀賞、優秀賞などを決める。

 午後3時半から市文化会館で開会式を行い、3時50分からは山本さんが「どぶろくが動かす、マチ、ヒト。」と題し基調講演。どぶろくを生かした観光振興や地域おこしをテーマにしたパネル討論も行う。参加無料。

 試飲会・交流会は午後6時からコムコムで開催。コンテストに出品されたどぶろくの試飲や、郷土料理の試食を楽しめる。参加費は1人6千円。13日に打当温泉マタギの湯にあるどぶろく工房、14日は伊勢堂岱縄文館と大太鼓の館を見学するオプショナルツアー(一部有料)も行う。

 それぞれ、大会実行委の特設ページから申込用紙をダウンロードして申し込む。

 問い合わせは実行委事務局(北秋田市商工観光課)TEL0186・62・5370

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