冬の桜 水面にパッ/弘前公園ライトアップ

ピンク色の光で木々の雪化粧が満開の桜のように見える外堀=1日午後6時45分、弘前市の弘前公園追手門付近

 桜の名所・弘前公園(青森県弘前市)外堀で1日、今年も桜のライトアップが始まった。雪を頂いた木々がピンク色の光で照らされ、満開の桜のように映った。来年2月28日まで。

 市民有志団体が毎年主催し今年で5年目。公園南側の外堀約600メートルの木々を夜間に照らす。今年は、葉の緑色や紅葉をイメージした黄色のライトも当てて四季を表現している。

 同市中心部は前日から雪が降り始め、一夜明けて辺り一面真っ白に。点灯時は風がなく、花を咲かせたような桜並木が堀の水面にくっきりと映っていた。

 横浜市から恋人と一緒に訪れた大学生高井瑛烈(えいれつ)さん(21)は「雪が降る地域じゃないとできない取り組み。本当に桜に見える」と感心していた。

 ライトアップは、市立観光館周辺や弘前駅構内をイルミネーションで彩る「弘前エレクトリカルファンタジー」の一環。点灯時間は日没から午後10時まで。弘前駅自由通路は午前7時から翌日午前0時半まで。

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