東家本店が85年ぶりに改装 「何十年先もわんこそばを」

コロナ禍で「カウンター席の重要性を実感した」と話す馬場暁彦社長。1人でも訪れやすい造りで新装開店する
 盛岡市中ノ橋通のそば店東家本店(馬場暁彦社長)は24日、新装開店した。新型コロナウイルス禍による売り上げ減少など厳しい時期を経て、「何十年先もわんこそばを続けるため」に85年ぶりに改装。現在の中ノ橋通の一部の「葺手町(ふきでちょう)」で創業した老舗は、古き良き街並みが残るこの地で新たなスタートを切る。

 エンジュやケヤキなどの県産材を豊富に使用した店内。カウンター席を新たに設けて席数を増やしつつ、客同士の距離がとれるように配慮した。約30人の従業員が働きやすいよう厨房(ちゅうぼう)は換気機能を改善。冷凍そばの販売を見据え、急速冷凍庫を備えた。観光客や市民が記念撮影を楽しむ外観はほぼそのまま残した。

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