なじみ薄い男鹿のシイラ 海洋高校生が調理、カレーや丼に

一口サイズのシイラを揚げてチリソースで味付けした「マヒチリ丼」
 秋田県男鹿市の男鹿海洋高校食品科学科の3年生が、男鹿沖で水揚げされるものの、一般にはあまり流通しない「シイラ」を使ったオリジナルメニューを開発した。14~17日に男鹿市の道の駅オガーレで「高校生レストラン」を開き、自分たちで調理し提供する。

 シイラはハワイで「マヒマヒ」と呼ばれる。提供するメニューは「イカカレー」「マヒチリ丼」「マヒかつ丼」の3種類。イカカレーは同校の実習船で取ったイカを使い、シイラのすり身をハンバーグやフライに加工したマヒボールを添えた。二つの丼物は、一口サイズのシイラを揚げて、チリソースと焼き肉のたれをベースにしたソースでそれぞれ味付けした。

 同学科の3年生10人は、独特の生臭さがあり活用が進まないシイラの存在を授業で知り、半年前からメニュー開発に取り組んだ。日本酒で臭みを取ったり、香辛料で口当たりを良くしたりと工夫を重ね、今回の3品を完成させた。

 食品科学科3年の三浦乙羽さん(17)は「特に臭みが強い部位があり、その部分を切り取ることでおいしく食べられるようになった。ニンニクやネギをソースに加えて、食欲をそそるよう工夫した。シイラを食べたことがない人は多いと思う。おいしい魚だとたくさんの県民に知ってもらえたら」と話す。

 高校生レストランは、道の駅内の「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」内で開く。同科と普通科の生徒が調理や提供に当たる。

 船木和則校長は「生徒はシイラをおいしく食べられるように、工夫しながらこつこつと準備を進めてきた。たくさんの人に訪れてもらいたい」と期待を寄せた。

 メニュー開発から調理、提供までの一連の流れに携わり、生徒に食品ビジネスについて学んでもらおうと、同校と男鹿市、飲食チェーン運営のドリームリンク(秋田市)などが協力した。

 レストランは午前11時~午後2時。メニューはいずれも数量限定で500円。

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