雫石産米の日本酒「ひと雫」広がれ 国際品評会では「最高金賞」

雫石町産のコメで世界に通用する日本酒造りに取り組む砂壁純也会長(左)と久慈浩介社長
 雫石町のコメ農家ら有志でつくる「ひと雫の酒プロジェクト」実行委(砂壁(しゃっかべ)純也会長)は、町産米で世界に通用する日本酒造りに取り組んでいる。8年目の今年は、欧州の国際品評会で4年連続となる「最高金賞」を受賞。活動を支える年会費制オーナーの輪も全国各地に広がっており、さらなる交流人口の拡大とコメの消費増につなげる。

 実行委メンバーが育てた美山錦を原料とする純米大吟醸「ひと雫」は、二戸市福岡の南部美人(久慈浩介社長)が毎年冬にタンク1基分を仕込んでいる。年3回に分け、春は生酒、夏は火入れ酒、秋は熟成したひやおろしを出荷。10月に今年の秋酒を発売した。

 「ひと雫」は同町橋場の道の駅雫石あねっこや、同道の駅のオンラインショップなどで販売中。23年度のオーナーは、1口9500円(720ミリリットル瓶1本を春夏秋の年3回発送)から募集している。

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