赤レンガ館から岩手の産業発信 イベント継続的に

連日大勢の観光客、修学旅行生らが訪れる岩手銀行赤レンガ館。本県産業の魅力を発信する拠点となる
 岩手銀行(田口幸雄頭取)は本年度から、盛岡市中ノ橋通の同行赤レンガ館を本県産業の魅力を発信する拠点として活用する。赤レンガ館は盛岡のランドマークとして親しまれる観光スポット。その発信力を生かして「岩手パビリオン」化し、地方創生を促す。第1弾は「赤レンガ伝統工芸館」と題し、6~11月にかけて漆器や南部鉄器などを紹介。11月の伝統的工芸品月間国民会議全国大会岩手大会とも連動し、クラフト・イヤーを盛り上げる。

 赤レンガ館は1911(明治44)年落成の国指定重要文化財。2012年に支店としての営業を終え、16年から施設公開している。重厚感ある伝統建築として愛され、月平均約5千人の来館者がある県内有数の観光スポットだ。

 これまでは主に会場貸しで音楽会や作品展会場として利用されてきた。今後はこれと併せて、同行主催で岩手の産品の魅力を紹介するイベントを断続的に催す。

 赤レンガ伝統工芸館は▽漆器(6月29、30日)▽編みかご(7月27、28日)▽南部鉄器(10月11~13日)▽ホームスパン(11月2、3日)-の日程。初回の漆器展は二戸市の滴生舎や一関市の丸三漆器、奥州市の及川漆工房などが出品。浄法寺塗や秀衡塗、増沢塗など400~500点をそろえ、岩手の漆芸を網羅的に紹介する。11月の同大会への機運を高める。20年度以降も県内の各種産品の魅力を発信していく。

 同行は新中期経営計画(19年4月~23年3月)で、顧客や地域との関係を強め、地場の課題解決を通した地域と銀行の一体的成長を掲げる。

 発信力、ブランド力強化と商圏拡大を促す「地域商社」として産業育成も重点化する。赤レンガ館の岩手パビリオン化も一連の取り組みの一つだ。

 田口頭取は「地域商社としての取り組みを強める上で試金石となる事業。ランドマークとして役割を広げ、外国人客を含む多くの方々にアピールできるといい」と期待する。

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