
3年ぶりの花巻まつり(実行委主催)が10日、花巻市上町のおまつり広場で始まる。豪華絢爛(けんらん)な風流山車、踊りや郷土芸能がまちを彩り、開町430年記念事業も展開。再開を心待ちにする市民の期待に応えようと準備してきた関係者の思いも熱い。実行委企画委員会の高橋靖忠(やすただ)会長(78)は「長く愛されるよう、成功につなげたい」と伝統の継承を誓う。
「出演できない団体の分も、花巻らしさを披露してほしい」。本番を控える山車を見つめ、高橋会長が語った。新型コロナウイルス禍の中止に伴う修繕費の増加、感染拡大への配慮などから山車制作を断念した団体もあり、今年は例年より少ない8台が運行する。
日程は従来の3日間から2日間(10、11日)に短縮し、かけ声を発し、担ぎ手が密着するみこし運行は断念した。
「出演できない団体の分も、花巻らしさを披露してほしい」。本番を控える山車を見つめ、高橋会長が語った。新型コロナウイルス禍の中止に伴う修繕費の増加、感染拡大への配慮などから山車制作を断念した団体もあり、今年は例年より少ない8台が運行する。
日程は従来の3日間から2日間(10、11日)に短縮し、かけ声を発し、担ぎ手が密着するみこし運行は断念した。