ヤバTやNAMBA69が熱いステージ 3年ぶり男鹿フェス

オープニングアクトで会場を盛り上げたFREE CROSS
 新型コロナウイルスの影響で2年連続で延期になっていた野外音楽イベント「男鹿ナマハゲロックフェスティバル」が29日、秋田県男鹿市の船川港内特設ステージで3年ぶりに開幕した。青空の下、多彩なアーティストが熱い演奏で会場を盛り上げ、観客は音楽に合わせて体を揺らし、拳を突き上げていた。31日まで。

 県内を拠点に活動する「NEVER FADE」「FREE CROSS」の2組によるオープニングアクトに続き、和太鼓奏者の合同チーム「O×N×D×A」(男鹿ナマハゲ太鼓推進協議会)のステージで幕開け。「NAMBA69」「ヤバイTシャツ屋さん」など、名だたるロックバンドが次々と激しいパフォーマンスを披露し、会場を熱気に包んだ。

 実行委員会は感染対策で観客を1日最大5千人に制限。マスクの着用を呼びかけており、観客たちもルールも守ってライブを満喫した。会場で販売されている多彩な飲食物を味わったり、お目当てのグッズを買い求めたりして楽しんでいた。

 初めて男鹿フェスに来た秋田市の高校3年生、中西彩香さん(17)は「2年前にも来るつもりだったけれど、延期になってしまった。ようやく来られてうれしい。初めて曲を聞くバンドも好きになって、自然と音楽にのっちゃった。全部が楽しい」と喜んでいた。



 30日は「打首獄門同好会」「Creepy Nuts」「SiM」など、31日は「10―FEET」「Dragon Ash」「山嵐」などが出演する。当日券もある。

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