道の駅おおゆに新スポット「左多六神社」 悲しい物語知って

道の駅おおゆに設けられた「左多六神社」の鎮座祭
 秋田県鹿角市に伝わるマタギ左多六と飼い犬シロの哀話を広く知ってもらおうと、同市十和田大湯の「道の駅おおゆ」に「左多六神社」が設けられた。観光振興や地域活性化につなげたいと、道の駅を運営する「恋する鹿角カンパニー」が造営し、24日に鎮座祭を執り行った。

 ヒバで造られた神社は、幅と奥行きがそれぞれ約1メートル、高さ約2・3メートル。道の駅内の東側通路スペースの一角にある。左多六と秋田犬シロを祭っており、神社脇に哀話がつづられたパネルを設置して、人間と動物の絆の強さを伝えている。

 鎮座祭には、市や地元自治会、大湯郷土研究会の代表ら約30人が参列。恋する鹿角カンパニーの菅原久典社長は「忠犬シロの物語を多くの人に伝え、左多六神社を目的に、観光客が道の駅を訪れるように発信したい」とあいさつした。

 今後、お守りなど左多六とシロの関連商品を販売する計画で、三上英樹駅長は「新たな観光スポットの一つになればいい」と願った。

 伝承によると、左多六は江戸時代、草木(十和田草木地区)に住んでいたとされる。左多六は先祖の功績により、どこの土地でも猟ができる免状を与えられていたが、冬のある日、免状を持たずに他領でカモシカを撃ったため、捕らえられた。主人の窮地を察したシロは雪の峠を越え、草木の家から免状を取って戻ったが、左多六は既に処刑されていた。

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