海開き、震災後最多の18カ所 前年比6増、にぎわい創出へ

 
 本県沿岸部の海水浴場は今夏、15日の普代村の普代浜園地キラウミを皮切りに18カ所で海開きする。砂浜の人工再生を終えた大槌町の浪板海岸は、東日本大震災後初めての開設。さらに新型コロナウイルス禍や周辺工事のため、ここ数年休止していた5カ所も再開する。前年より計6カ所増えて震災後では最多となり、観光関係者はにぎわい創出や経済活性化へ期待を高めている。

 浪板海岸は2010年以来、12年ぶりの海開きで、23日~8月21日に開設する。震災前には毎年2万人以上が訪れたが、津波で長さ約800メートル、幅約20メートルの砂浜が消失。県は砂を投入するなど再生工事を進め、昨年9月までに延長360メートルを復活させた。

 県内の海開きはコロナ禍の影響もあり、20年は10カ所、21年は12カ所にとどまっていた。今年は普代浜園地キラウミに続いて16日に9カ所、23日に7カ所、24日に1カ所が海開きする。久慈市の侍浜海水プールも17日スタートする。

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