
花巻、遠野、宮古の3市にまたがる早池峰山(1917メートル)の山開きは12日、行われた。新型コロナウイルス禍で中止が続いていた入山式や山頂安全祈願祭、神楽奉納が3年ぶりに復活。県内外の愛好者らは霧の中、高山植物をめでながら、山頂を目指した。
入山式は遠野市の小田越登山口で行われ、上田東一花巻市長、多田一彦遠野市長らがあいさつ。登山コース沿いにはミヤマキンバイやチングルマなどが愛らしい花を咲かせ、登山者は思い思いのペースで歩を進めた。ごつごつした岩場やはしごを使う急勾配にも「頑張ろう」などと励まし合い、頂上を目指した。
山頂で神事を行った後、早池峰神楽の岳(たけ)神楽保存会(小国朋身会長)が権現舞を奉納し、登山者の疲れを癒やした。遠野市附馬牛(つきもうし)町の石橋健太朗君(附馬牛小4年)は「(早池峰登山は)3年ぶりでいつもより長く感じた。山頂付近に雪がまだ残っていて、雪合戦をして楽しかった」と満喫していた。
入山式は遠野市の小田越登山口で行われ、上田東一花巻市長、多田一彦遠野市長らがあいさつ。登山コース沿いにはミヤマキンバイやチングルマなどが愛らしい花を咲かせ、登山者は思い思いのペースで歩を進めた。ごつごつした岩場やはしごを使う急勾配にも「頑張ろう」などと励まし合い、頂上を目指した。
山頂で神事を行った後、早池峰神楽の岳(たけ)神楽保存会(小国朋身会長)が権現舞を奉納し、登山者の疲れを癒やした。遠野市附馬牛(つきもうし)町の石橋健太朗君(附馬牛小4年)は「(早池峰登山は)3年ぶりでいつもより長く感じた。山頂付近に雪がまだ残っていて、雪合戦をして楽しかった」と満喫していた。