東北絆まつり、秋田市で28日開幕 ねぶたなど八橋に登場

絆まつりに向けて準備する関係者
 東日本大震災からの復興を願い、東北6県を代表する夏祭りが集う「東北絆まつり」がきょう28日、秋田市で2日間の日程で開幕する。会場となる八橋運動公園では27日、各県から集まったスタッフが本番に向け、仙台七夕まつりの飾りや青森ねぶたの準備を進めていた。

 青森市のねぶた師・内山龍星さん(60)は絆まつりに合わせて3台のねぶたを制作。「コロナ禍で各地の祭りが開催できなかった分、お客さんに存分に楽しんでほしい。ねぶたは色鮮やかで豪華絢爛(けんらん)。はやしに合わせてハネトが乱舞する祭りの躍動感も伝わればうれしい」と話した。

 まつりの一環で、航空自衛隊のアクロバット飛行専門チーム「ブルーインパルス」が28日午後1時15分ごろ、秋田市上空で展示飛行を披露する予定。27日にリハーサル飛行を計画していたが、天候不良により中止した。

 絆まつりは2016年まで東北各県で開かれた「東北六魂祭」の後継行事。2日間とも健康広場をメイン会場に、ステージやパレードで6県の祭りを披露するほか、県内の郷土芸能ステージやグルメも楽しめる。パレードの観覧は事前申込制で、応募は既に締め切った。

 まつりの開催時間は28日が午前11時~午後8時、29日が午前10時~午後3時半。問い合わせはコールセンターTEL0120・225・870

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