幻想的な雲海、ブルーインパルス… 道の駅にしめで写真展

秋田市雄和の写真愛好家・佐藤正一さんの力作が並ぶ写真展
 秋田市雄和の写真愛好家・佐藤正一さん(73)の写真展「高尾山と航空祭」が、由利本荘市の「道の駅にしめ」ギャラリーで開かれている。雄和の高尾山から撮影した幻想的な雲海や迫力ある航空自衛隊の「ブルーインパルス」を捉えた作品33点が並ぶ。31日まで。

 雲海の写真は日の出のタイミングに合わせシャッターを切れるよう、何度も早朝から高尾山に足を運んで撮影した力作。季節や天候によって違う顔を見せる雲海や、雲海の間からのぞく山並みを収めている。太陽によって赤く染まった雄物川や、雲海に降り注ぐ斜光を捉えた作品もある。

 ブルーインパルスは、青森県の三沢基地などで撮影。スモークを出しながら隊列を組んで空を飛ぶ機体や操縦するパイロット、スモークによって青空に描かれた模様などを鮮明に切り取っている。

 佐藤さんは趣味として写真を始めておよそ30年。個人では2回目の個展開催となる。佐藤さんは「何千枚の中から選んだ渾身(こんしん)の作品を展示している。ぜひ見に来てほしい」と話した。

 入場無料。午前9時~午後5時。最終日の31日は正午まで。

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