「奈良美智展」20年 弘前市が軌跡展企画

2002年に弘前市の吉井酒造煉瓦倉庫で開かれた「奈良美智展」の展示スペース。2カ月近い期間に約5万9千人が訪れた

 青森県弘前市の弘前れんが倉庫美術館で9月から来年1月まで、同市出身の美術家・奈良美智さんの過去の展覧会を振り返る企画展が開かれることが10日、同市への取材で分かった。美術館になる前の吉井酒造煉瓦(れんが)倉庫で2002年に初めて開いた奈良美智展から今年で20年になることを記念し、ボランティアが主体となって運営した当時の展覧会や、煉瓦倉庫の歩みをたどることができる展示内容にする。

 同倉庫で02年、05年、06年の3度開かれた奈良さんの展覧会は「ナラヒロ」と呼ばれ、後に倉庫が美術館に生まれ変わるきっかけの一つとなった。奈良さんは14年、東奥賞を受賞している。

 美術館は現在、煉瓦倉庫時代に開かれた奈良美智展にまつわる写真を募集中。市都市計画課によると、集まった写真の一部を9月からの展覧会で展示する方向で検討している。展示内容は奈良さんとも連絡を取り合いながら詰めているという。

 市は別の美術館が収蔵する奈良さんの作品を借り受け、れんが倉庫美術館に運び込むことなどを目的に、10日発表した本年度補正予算案に2495万円を盛った。展覧会期間中は、来館者が街歩きを楽しめるような企画も準備する。展覧会の詳しい内容は近くれんが倉庫美術館が発表する。

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