
企画展「ガラス絵・泥絵の世界」が7月10日まで、秋田市の赤れんが郷土館で開かれている。同市出身の版画家・勝平得之(1904~71年)が生前集めたコレクションが並ぶ。
人物や景勝地などが描かれたガラス絵と泥絵計73点を展示している。ガラス絵は板ガラスの裏から油彩で描く技法。泥絵は土などを染料で染めた絵の具で描き、鏡に映して見る鑑賞法が流行した。いずれも左右を逆に描く点などで、版画の制作技法と共通する部分があるという。
主席主査の小野隆志さん(44)は「得之は絵を収集し、自身の版画の参考にしていたのではないか。絵を通じて当時の人々の息吹を感じてほしい」と話した。
午前9時半~午後4時半。観覧料210円。
人物や景勝地などが描かれたガラス絵と泥絵計73点を展示している。ガラス絵は板ガラスの裏から油彩で描く技法。泥絵は土などを染料で染めた絵の具で描き、鏡に映して見る鑑賞法が流行した。いずれも左右を逆に描く点などで、版画の制作技法と共通する部分があるという。
主席主査の小野隆志さん(44)は「得之は絵を収集し、自身の版画の参考にしていたのではないか。絵を通じて当時の人々の息吹を感じてほしい」と話した。
午前9時半~午後4時半。観覧料210円。