弘前の桜 羽田、伊丹に/空港ラウンジで“満開”

羽田空港に飾った弘前公園の桜の枝(弘前市提供)

 弘前公園の桜を一足早く楽しんでもらおうと、青森県弘前市は日本航空(JAL)と連携し、羽田空港と大阪国際(伊丹)空港のJAL国内線ラウンジに桜を展示している。23日まで。

 JALのラウンジの名称「サクララウンジ」にちなんで2015年から始まり、今年で6回目。17日夜に展示作業を行い、羽田は南北2カ所、伊丹は1カ所の計3カ所に飾っている。

 桜は2月に剪定(せんてい)が始まったソメイヨシノの枝。展示に合わせ、暖かいビニールハウス内で調整しながら段階的なつぼみの状態で輸送したという。ここ数日は暖かい日が続いたことから、展示初日から多くの枝が“満開”を迎えている。

 市広聴広報課の担当者は「(見た人に)ぜひいつか弘前市を訪れ、弘前公園で咲き誇る桜を見てほしい」と話している。


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