SF人気作生んだ萩尾望都さんの原画展示 増田まんが美術館

萩尾望都さんのSF漫画を紹介する原画展
 「11人いる!」などのSF人気作で知られる少女漫画家・萩尾望都(もと)さんの作品を紹介する原画展が、秋田県横手市の増田まんが美術館で開かれている。カラー原画など約400点を展示しSF作品の魅力を伝える。5月29日まで。

 萩尾さんは1949年福岡県生まれで、69年に「ルルとミミ」でデビュー。大島弓子さんらと少女漫画界を長くリードしてきた。2012年に紫綬褒章を受けた。

 宇宙船を試験会場にさまざまな難題に立ち向かう「11人いる!」は1975年に別冊少女コミックで連載開始。当時の少女漫画界では珍しいSF作品として人気を博した。会場には、登場人物を集めた扉絵の原画や、海外版の漫画などを展示している。

 宗教的要素を含んだSF作「百億の昼と千億の夜」は、ポスター用に作製した縦1メートル以上もあるカラー原画を展示。重厚な色合いが目を引く。コマ割りやせりふを考える際の「ネーム」も展示し、製作過程の一端を知ることができる。

 このほか、「スター・レッド」や「バルバラ異界」、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故に発想を得た「なのはな」などの原画も並ぶ。萩尾さんによるギャラリートークも予定し今後ホームページで詳細を発表する。

 一般・大学生800円、高校生600円、中学生400円、小学生200円。午前10時~午後6時(最終入館5時半)。3月15日、4月19日、5月17日は休館。問い合わせはまんが美術館TEL0182・45・5569

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