
県内の大学生でつくる有志団体「いわてi-Sakeプロジェクト」(佐藤汐菜(せきな)代表、12人)は、陸前高田市の酔仙酒造(金野連(つらね)社長)と共同で純米吟醸酒「Rondo Iwate(ロンド岩手)2022」を醸造し、5日から販売する。米作りから仕込みまで一緒に取り組み、すっきりしたフルーティーな味わいが特長。日本酒にあまりなじみのない若者に魅力を発信する。
「Rondo Iwate」は、学生が栽培に携わった酒米「吟ぎんが」を使用。毎朝5時に盛岡市内の田んぼに通って水位を確認するなど管理を徹底し、検査では1等米の評価を得た。酵母、こうじ菌も本県由来のものを使い、同社の酒蔵がある大船渡市に、学生が何度も通って仕込みにも参加した。
佐藤代表(20)は「香りが良く、飲んでいて甘さが伝わってくる。友人や家族らと会話を楽しみながら飲んでほしい」と願い、杜氏の金野泰明さん(45)は「青リンゴのような爽やかな吟醸感が出ている。学生ならではの多角的なアイデアが勉強になった」と振り返る。
同団体は2019年3月に発足し、若者が日本酒に親しみを持つきっかけづくりを目的に活動している。県内の酒蔵と共同で造る日本酒「Rondo Iwate」は今回で3本目。「すっきりとした飲みやすい日本酒」をコンセプトに、これからも毎年さまざまな酒蔵と一緒に醸造を続けていくのが目標だ。
佐藤代表は「コンセプトは毎年同じだが、酒蔵によって味が全く違う。土地柄を感じられて面白い」と魅力を語る。
限定千本で1700円(税別)。県内の酒販店と酔仙酒造のECサイトで購入できる。問い合わせは同社(0192・47・4130)へ。
「Rondo Iwate」は、学生が栽培に携わった酒米「吟ぎんが」を使用。毎朝5時に盛岡市内の田んぼに通って水位を確認するなど管理を徹底し、検査では1等米の評価を得た。酵母、こうじ菌も本県由来のものを使い、同社の酒蔵がある大船渡市に、学生が何度も通って仕込みにも参加した。
佐藤代表(20)は「香りが良く、飲んでいて甘さが伝わってくる。友人や家族らと会話を楽しみながら飲んでほしい」と願い、杜氏の金野泰明さん(45)は「青リンゴのような爽やかな吟醸感が出ている。学生ならではの多角的なアイデアが勉強になった」と振り返る。
同団体は2019年3月に発足し、若者が日本酒に親しみを持つきっかけづくりを目的に活動している。県内の酒蔵と共同で造る日本酒「Rondo Iwate」は今回で3本目。「すっきりとした飲みやすい日本酒」をコンセプトに、これからも毎年さまざまな酒蔵と一緒に醸造を続けていくのが目標だ。
佐藤代表は「コンセプトは毎年同じだが、酒蔵によって味が全く違う。土地柄を感じられて面白い」と魅力を語る。
限定千本で1700円(税別)。県内の酒販店と酔仙酒造のECサイトで購入できる。問い合わせは同社(0192・47・4130)へ。