
月の景色を観光振興につなげる「日本百名月」に秋田県仙北市田沢湖の「田沢湖にのぼる月」が登録された。本県では唯一の認定で、湖面に光る月明かりの幻想的な風景が評価された。市は「誘客のチャンスが広がる」としており、夜間滞在の促進を図っていく考えだ。
百名月は一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(埼玉県新座市)の主催。月の魅力を観光視点から資源として捉え、各地の名月の景観美を発掘して新たな観光ブランドを創設することや地域振興につなげることを目指している。
仙北市は観光客の夜間滞在につなげようと、昨年9月に田沢湖の月を推薦。先月開かれた第7回全国名月サミット(北九州市)で、全国約200カ所の候補地から田沢湖を含む32カ所が登録された。百名月のホームページでは「夜の田沢湖を照らすのは月明かりのみ。辺りは静寂に包まれ、まるで絵画のような自然美をまとう」と紹介されている。
仙北市観光課の泉谷衆課長は「東北の名月を巡るツアーなど誘客につながる企画をやっていけたらいいと思っている。新たなコンテンツとして観光振興に生かしたい」と話す。
認定が始まったのは2016年。ノミネートのあった候補地の中から「魅力ある名月を安全に楽しめる場所・観光施設であること」などの基準に合致するスポットを認定してきた。東北では松島(宮城県)や蔵王連峰(山形県)などが選ばれている。自然美だけでなく「東京タワーと月」や「川崎工場夜景と月」のように都市部の人工物とマッチした月も名を連ねる。
今回のサミットで認定地が100カ所に到達し、百名月がそろった。ビューローの担当者は「見る場所や時間帯によって見え方が違うのが月の魅力。さまざまな顔を持つ月の風景を楽しんでほしい」とPRしている。
百名月は一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(埼玉県新座市)の主催。月の魅力を観光視点から資源として捉え、各地の名月の景観美を発掘して新たな観光ブランドを創設することや地域振興につなげることを目指している。
仙北市は観光客の夜間滞在につなげようと、昨年9月に田沢湖の月を推薦。先月開かれた第7回全国名月サミット(北九州市)で、全国約200カ所の候補地から田沢湖を含む32カ所が登録された。百名月のホームページでは「夜の田沢湖を照らすのは月明かりのみ。辺りは静寂に包まれ、まるで絵画のような自然美をまとう」と紹介されている。
仙北市観光課の泉谷衆課長は「東北の名月を巡るツアーなど誘客につながる企画をやっていけたらいいと思っている。新たなコンテンツとして観光振興に生かしたい」と話す。
認定が始まったのは2016年。ノミネートのあった候補地の中から「魅力ある名月を安全に楽しめる場所・観光施設であること」などの基準に合致するスポットを認定してきた。東北では松島(宮城県)や蔵王連峰(山形県)などが選ばれている。自然美だけでなく「東京タワーと月」や「川崎工場夜景と月」のように都市部の人工物とマッチした月も名を連ねる。
今回のサミットで認定地が100カ所に到達し、百名月がそろった。ビューローの担当者は「見る場所や時間帯によって見え方が違うのが月の魅力。さまざまな顔を持つ月の風景を楽しんでほしい」とPRしている。