迫力!中学生100人が描いたナマハゲ オガーレに展示

2年生はモノクロでナマハゲならではの迫力を表現
 男鹿南中学校(秋田県男鹿市、加藤和彦校長)の全校生徒約100人が、地元の伝統行事「ナマハゲ」の面を題材にした作品を制作した。生徒一人一人が、表情や素材の異なる各地区の面を絵画や銅板レリーフなどで表現。道の駅おが「オガーレ」に展示しており、迫力ある作品が来場者を圧倒している。



 制作は授業の一環。同校美術科の講師で、ナマハゲ伝導士の資格を持つ鈴木由紀子さん(59)=同市=が、各地区の個性的な面を通じ地元への理解を深めてもらおうと企画した。

 制作に先立ち、生徒たちはナマハゲに関する自身の体験談を発表したり、行事の意味や背景を話し合ったりした。書籍や観光パンフレットで面の違いを学んだ後、好みの面を選び作品づくりに取りかかった。



 1年生はアクリル絵の具を使った絵画に挑戦。赤やオレンジ、黄色など鮮やかな色を重ね、表情豊かなナマハゲを描いた。消しゴムなどでこすると白くなる「スクラッチボード」に描いたのは2年生。こする強さや向きを調節して立体感を生み出し、モノクロならではの迫力を表現した。



 3年生は、はがきサイズの銅板を加工。薄さ1ミリほどの板をプラスチック製のへらやシャープペンシルの先端でへこませ、思い思いのナマハゲ面を浮かび上がらせた。

 鈴木さんは「生徒たちにとってナマハゲは当たり前の存在だが、制作を通じて真剣に向き合った気持ちが作品に表れていると思う。試行錯誤を重ねた見応えのある作品なので、ぜひ注目してほしい」と話している。

 オガーレでの展示は3年生の作品が今月末まで、1・2年生の作品は来月下旬まで。

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