県立図書館100年の歩み 盛岡で企画展、原敬直筆書簡も

県立図書館の100年の歩みが紹介されている展示
 4月に創立100周年を迎える盛岡市盛岡駅西通の県立図書館(藤岡宏章館長)の企画展「県立図書館創立100周年展」は19日始まった。本県初の本格的な公共図書館として、時代の変化に対応しながら県民の読書活動を支えてきた歩みを紹介している。

 創立当時の様子を伝える写真や館報など74点の展示資料のほか、同市内丸に建設された初代館の模型などが並ぶ。1920(大正9)年、同市出身の「平民宰相」原敬が当時の市長に送った図書館建設を進言した直筆書簡なども見ることができる。

 同市東中野町の会社員鈴木啓明(ひろあき)さん(47)は「先人たちの尽力で現在の姿があることを知った。今後も開かれた図書館であり続けてほしい」と願った。

 県立図書館は22(同11)年4月、同市内丸に開館。市中心部に建つしゃれた洋風建築ということで県民の大きな注目を集めた。戦時中の44(昭和19)年には県の防衛を統括する盛岡地区司令部が設けられ、軍の拠点としても使われた。終戦後は施設の老朽化などにより2度の移転を経験した。

 同館企画広報課の小林亜衣さん(33)は「これまでの歴史を振り返りながら、100年の時代の流れも感じることができる」と来場を呼び掛ける。

 5月5日まで。午前9時~午後8時。期間中は28日、3月25~31日、4月28日休館。

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