「大館アメッコ市」中止 コロナ感染拡大受け

昨年の大館アメッコ市=大館市のおおまちハチ公通り
 秋田県大館市のおおまちハチ公通り(大町中央通り)で今月12、13日に開かれる予定だった伝統行事「大館アメッコ市」の実行委員会は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて今年の開催を中止すると発表した。実行委によると、アメッコ市の中止は、1972年に会場を大町中央通りに移し観光行事と位置付けてから初めて。

 実行委事務局がこの日非公開の会合を開き、開催の可否を協議。県の感染警戒レベルが「3」に引き上げられ、大館保健所管内でも感染者が増えていることから、来場者や関係者の安全を考慮し中止を決めたという。

 アメッコ市に出店予定だった市内の菓子店は、各店頭であめを販売する。実行委は、会場などに飾る予定だった「ジャンボ枝アメ」約60本の一部を菓子店の店頭に展示するなど、アメの販売促進に向けた企画を考えるという。おおまちハチ公通りなどに展示中の枝アメは13日まで飾る。

 昨年のアメッコ市はコロナ感染対策として入場者の検温や手指消毒を行ったほか、出店の数を例年の4割にとどめるなど規模を縮小した。実行委は今年、例年に近い規模での開催を目指したが、感染急拡大を受けて縮小開催か中止かを決めるとしていた。

 大館アメッコ市は400年以上続くとされ、「この日にあめを食べると風邪をひかない」との言い伝えがある。例年は100もの出店が並び、秋田犬パレードや丸まげ行列、ステージイベントなども繰り広げられる。2020年は2日間で約11万人(実行委発表)、コロナ禍の昨年は約1万1500人(同)が来場した。

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