笑いあり涙あり、バードの秋田路 わらび座新作公演始まる

にぎわい交流館で始まった「レディ・トラベラー~イザベラ・バードが出会った秋田~」
 明治初期に現在の湯沢市や秋田市などを訪れた英国人紀行家イザベラ・バード(1831~1904年)を描いた劇団わらび座(仙北市)の新作ミュージカル「レディ・トラベラー~イザベラ・バードが出会った秋田~」が30日、秋田市中通のにぎわい交流館で始まり、観客が笑いあり涙ありのドラマを楽しんだ。



 ミュージカルは、バードの著書「日本奥地紀行」を基に創作した。バードと通訳の伊藤鶴吉が近代化の進む秋田の街を訪れて人々と交流し、伝統的な結婚式や土崎湊の祭りも目にして歴史や風土に触れるストーリー。伊藤と秋田の女性との恋愛なども交え、旅や異文化交流の魅力を描いている。


 出演者はバード役の椿千代さん、伊藤役の小山雄大さん、それぞれ複数の役を演じる川井田南さんと瀧田和彦さんの4人。

 新型コロナウイルスの感染防止のため、会場入り口で検温や手指の消毒を行っているほか、来場人数を座席数の半分の150人に制限して上演している。

 初日となる30日に訪れた来場者は踊りや歌に合わせて手をたたき、演技に見入った。秋田市牛島の佐藤信夫さん(64)は「役者の皆さんの演技に圧倒された。笑いあり、感動ありで大変満足。また見に来たい」と話した。

 主演の椿さんは公演後「大変な状況の中、こうして公演ができて感謝している。一人でも多くの方に見てもらいたい」と話した。

 市内の小中学生約2千人を招待する予定だったが、新型コロナの感染拡大を受けて中止し、計5公演を休演した。児童や生徒には、公演を録画した動画を配布することなどを予定している。

 公演は2月27日まで。休演は1~3、7、8、10、14~20、23日。前売り券は一般3500円、小中学生2500円。当日券はいずれも500円増。チケットの申し込み、問い合わせはわらび座劇場事業本部TEL0187・44・3332

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