秋田県にかほ市内の飲食店や旅館など計１９カ所で、旬を迎えた特産のタラを使った特別料理を提供するキャンペーン「んだっ鱈（たら）、にかほ市へ！」が行われている。２月６日まで。

　市内のタラ漁は１、２月が最盛期。２月４日には金浦山神社にタラを奉納する「掛魚（かけよ）まつり」が行われ、この時期に合わせて市商工会が２０１０年からキャンペーンを展開してきた。今年のまつりは昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大を受けて神事のみに縮小するが、キャンペーンを通じタラをＰＲしている。

　参加店舗は昨年から５カ所増え、地域別で仁賀保９、金浦４、象潟６。タラの身をふんだんに使ったカレーや鍋、グラタンなどさまざまな料理が提供される。注文した人には各店で先着順に「鱈しょっつる飴（あめ）」をプレゼントする。

　初参加のハンバーガー専門店・ｋｎｃダイナー（同市平沢）は、タラフライに特製テリヤキソースとタルタルソースを掛けた「鱈テリタルバーガー」（税別１３００円）を提供。ボリューム感と２種類の手作りソースが売りで、木内正信店長（３６）は「ぜひ味わってみてほしい」とアピールしている。

　参加店舗やメニューの詳細は、特設ホームページ（https://www.ndattara.shoko-nikaho.jp）で確認できる。